日本拳法フランス国際大会2025【報告】
この度、(一社)日本拳法競技連盟審判団長としてフランス国際大会に参加させていただきました。
大会含め、大きな怪我人等もなく無事フランス国際大会を終えれたことに安堵しています。
後日、日本選手団として共にフランス国際大会に参加した選手一同、東風濵事務局長、齋藤国際部長より結果報告がありますが、速報として報告させていただきます。
現地初日の国際審判講習会では海外審判員、指導者の方々の熱意が凄く、真剣に全てを吸収しようと前向きに取り組まれる姿に圧倒されねよう私も必死で執り行い、改めて審判団長としての責任の重さを痛感致しました。
2日目の国際大会では日本選手団の凄さと、それに立ち向かっていく海外選手達の凄さ、そして少年少女達の真っ直ぐな瞳で日本拳法をしている姿を目の当たりにして感動しました。
また、少年ルールが各国違い、面が空撃ではなく軽い加撃(コントロールヒット、テクニカルヒット)を認めるところや投げ技を認めているところがあったり、防具の形状が違ったりと現地に行き知れて良かったです。
今後は各国の現状に合わせながら統一できるよう、関係各位と調整しながらやっていきます。
最終日は技術講習会で、搏撃の形を防具有り無しで披露し、その後全員で搏撃の形を学び、防具稽古をおこないました。
ここでもただただ直向きに、積極的に取り組む姿勢に感銘をうけました。
「国は違えど日本拳法を愛する気持ちは皆同じ」
このことをあらためて現地で実感できたことを嬉しく思います。
日本拳法を愛する気持ちが同じの次は、同じ方向(指導者同士の友好やルール統一等)に進んでいくように、本家日本が中心となって舵を進めていく。
これが現地に審判団長として参加した私の次の責務だと感じており、国内外問わずしっかりやっていくと決意新たに思っております。
フランス国際大会を開催して下さったフランス協会のAli Zoubiri会長はじめ、フランス協会の皆様本当にお世話になりありがとうございました。
受けた「ご恩」をしっかり次のご恩に繋げていき、「日本拳法」が国内外関係なく発展していくよう関係各位皆一丸となり今後も邁進していきたと思います。
(一社)日本拳法競技連盟
審判団長 山口大輔






