会長 就任の挨拶

此の度、伝統ある「日本拳法会」を牽引させて頂く事になりました。
ご承知のとおり、「日本拳法」は、昭和7年「宗家 澤山宗海先生」が創始された総合徒手武道です。
開発された独自の防具を着装した上で、安全に、そして存分に、練習や試合を行う事ができます。
競技の激しさと共に、その精神性にも特徴があり、対戦の前後に行なう「蹲踞の礼」に見られるように、如何なる相手に対しても「相手の尊厳を尊重し、敬意を以て礼をする」という精神は、各国で開催される国際大会、そして日本で開催する「総合選手権大会」に出場する、国内各地域、海外からの選手の姿勢にも表れており、「日本拳法の大会」は、まさに国籍、民族、人種といったあらゆる違いを超越した人類本来の「総合徒手武道の祭典」であり、世界に誇るべき素晴らしい武道であります。
その中にあって、我々「日本拳法会」は、「澤山宗家」が設立された最初の允許団体です。
その伝統の重みをしっかりと受け止め、「日本拳法」の素晴らしさを、より多くの皆様にお伝えできるよう、役員一同、力を合わせて頑張ってまいります。
より多くの皆様方のご理解ご支援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
2025(令和7)年4月
公益財団法人 日本拳法会
会長 高 信志
代表理事会長 挨拶

新年度が始まり、桜の便りが列島各地より届けられ日本に春が訪れました。
皆様、ますますご清祥の事とお慶び申し上げます。
平成27年に日本拳法会は公益法人となり、また統括団体である日本拳法競技連盟は令和元年に日本スポーツ協会に正加盟会員となり、外形的なステージアップはしましたが、内実をもっともっとそれに相応しい組織となるように努力をしていかなければならないと強く思っています。
会務の運営については当たり前の事を粛々とこなし、競技人口の拡大発展の為には憚ることなく、共に夢を語り本心からぶつかり合いながらあって進めて行けば良いと思います。
幸い、多くの若い世代の人達がしっかりと育ってきており、何時でも世代交代ができるようになってきました事が喜びです。
我々、公益財団法人日本拳法会は正々の旗を掲げ、堂々の陣を構え、何事にも正面から活動を続けていく覚悟です。
ホームページも一新され、魅力的なものになっています。
益々充実したホームページになるように、皆さんから意見を戴ければ幸甚です。
そして皆様と共に澤山宗家が創設されました日本拳法を発展させるために心を一つにして進んで行きましょう。
令和6年4月1日
公益財団法人日本拳法会
会長 茂野 直久
代表理事会長 挨拶 (令和3年度)

陽春の候、皆様ますますご清祥の事とお慶び申し上げます。
また、平素は斯道発展の為、格別のご尽力を賜り深く感謝申し上げます。
新年度が始まりましたが、一部役員が道理を弁えない行動を起こした為に、会務が混乱する事態が生じ、修法者の皆様方にはご迷惑とご心配をお掛けしています事に心よりお詫び申し上げる次第です。
今後、役員人事の一部を変更することで、競技者の皆さんには影響が及ぶことのないよう公益法人法と定款に則った運営をして行きますので、ご安心下さい。
以前より言っていますように、日本拳法会人事に関係なく職域・地域の競技連盟は独自に大会を開催する事が、日本拳法会は昇段級審査会を行う事が競技者に対して我々に課せられた最大の使命であると考えています。
審判団は試合の判定をし、審議会は昇段級審査結果を認定しますが、これらも 通常通りに粛々と実行して参ります。
また、審議会や審判団は全国連盟や競技連盟と横の繋がりを持った組織でありその関係性を無視した人事を簡単にできる組織では有りません。
新型コロナウィルスの蔓延により会員の皆様やその関係者の中にもその影響を少なからず受け、苦しい日常を過ごされておられる方もいると思われます。 衷心よりお見舞いと一刻も早い回復をお祈り致します。
特に関西地域では感染力が強く重症化のリスクも高いと言われる、変異ウイルスの蔓延で感染者の人数が急激に多くなっており終息の兆しが見えてきません。
行事日程表をホームページに掲載していますが、今年も各種大会や昇段級審査会が中止や延期になる事が予測されます。 主催者が中止等を決定し、方針決定の連絡が入りましたら直ちに更新していきますので常にホームページでチェックをして下さい。
一連の事態が収束し、1日も早く、皆が一体となって日本拳法の発展拡大の為に前に進める事を願ってやみません。
令和3年4月1日
公益財団法人日本拳法会
会長 茂野直久